毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

お湯を飲む

こんにちは、あんです。
最近、「朝一番のコーヒー」から、「朝一番のお湯」に変えました。


湯冷ましの入ったボトルと、大好きな砥部焼のカップ


長い間、「朝一番にコーヒー」を飲んでいました。ほぼ毎朝書いているモーニングページも、必ずコーヒーを手元に置く。起床し洗顔したら、そのままキッチンへ行ってがりがりとコーヒー豆を挽き始めるのが、心地の良い、大好きな、1日の始まりの習慣でした。


今思い出すと、そもそもこの手動のコーヒーミルを手に入れたきっかけは、1人分のコーヒーを、丁寧に淹れたかったから。電動のミルだと、コーヒー豆をスプーン1杯分だけ挽くのは、あまり現実的ではない。ガーッとまとまった量の豆を挽いておき、その時に必要な分量の粉以外は、保存する形になります。それに比べると、手動のミルなら、少量でも綺麗に挽けるので、毎回挽きたてが楽しめる。コーヒーの味にも、手で挽いた柔らかさがあるような感じもする。


ところが、いつの間にか朝準備するコーヒーの量が増えていました。ポットに一杯。1回に挽く豆の量もスプーン3杯になっていました。たまにとても硬い豆に当たると、ほとんど歯を食いしばりながら挽く感じ。ある時ふと気がついて、特に1日の始まりだし、その時の気分がせっかく落ち着いているのなら落ち着いて、焦っているのなら、なおさら落ち着いて、のんびりとミルを回そう、と自分に言い聞かせたくらい。(その時の記事: コーヒー豆を優しく挽く - 毎日幸せを感じるために )


量的にも、1日にマグカップ5杯ほどのソイオーレを飲んでいたことになります。(私のソイオーレは、コーヒー2に豆乳1の割合です。) この2ヶ月ほどは、午後にもう一度ポットに一杯淹れ、その日に飲み干してしまうこともありました。


そんな時、「白湯を飲んでコーヒーが減りました」という内容のブログ記事を読みました。(どなたのブログかを失念し、大変恐縮です。) 白湯が身体にいいのは知識として知っていましたが、「まさかそんなに都合よくはいかないでしょう、白湯で我慢できるなんて、やはり強い信念がないと」など、かなり懐疑的。


ところが、その数日後、その日2度目にポットにたっぷりとコーヒーを淹れた時に、マグカップに注いでテーブルへ置き、その前に座ってふっと心を落ち着けた時、「このコーヒー飲みたくない」という考えが、ぽんっと出てきた。


この「飲みたくない」という感覚は新鮮でした。それまで、少なくともこの1年程の間に、コーヒーに拒否の気持ちが出ることはなかった。ただ、よく心を覗くと、「実はそう思っていたよね、ついに出たね」と思っている自分もいました。


翌朝はお湯を飲みました。


水道水をさっと沸かしただけのお湯ですが、とても美味しかったのです。その日はずっとお湯を飲み続けました。お湯を飲んでいたら、コーヒーを飲みたいとは思わなかった。それまで無意識に、ほとんど一日中自分の身体に流し込んでいた飲み物は、コーヒーではなくてもよかったんだ、と気がつきました。


そして、同時期に、こちらの記事も目にしました。体には新鮮な水が必要で、コーヒーでは代替できない。



そして、その数日後に、「朝は白湯を飲む」で始まる"習慣にしたい事リスト"を作り、今に至ります。(前回の記事です。)


もうずっと、朝はお湯です。私は沸騰したらすぐにマグに注いでいるので、"白湯"ではなく"お湯"だなあ。白湯は、お湯が沸いたら10分ほど沸騰させるようです。


コーヒーはどうなったか?朝1番にたっぷりコーヒーを準備するのを止めたので、必要に応じて"お茶の時間"を作ることにしました。ちょっと休憩、という時に「では、コーヒーを淹れて、ゆっくり座って、皆さんのブログを読もう」とか。


先日、"トムとママ日記"のトムママさんに、"大切なコーヒーをゆっくり飲む特別な気分"という言葉が入ったコメントを頂きました。読んだ時に、このひとフレーズの中に、私の脳のどこかの引き出しを開けるキーワードが、隠されているような気がしていましたが、ああ今、その引き出しが開いたなあと思う。


私はしばらくの間、あれ程大量のコーヒーを摂取していたにも関わらず、コーヒーを味わって飲む時間を取っていませんでした。今はまた、スプーン一杯の豆をのんびり挽き、ゆっくり丁寧に淹れて、大事に味わって飲んでいます。



今日のリリィ。今日はそれほど寒くないのですが、このダウンのブランケットへ潜り込むのがリリィのお気に入り。フリースで包んだ子ども用サイズの湯たんぽも、一緒に入れてあります。灯りが反射したら緑の目が綺麗だなあ。ういやつ❤️




では皆様、今日も良い1日をお過ごしになりますように。

新しい自分になる

こんにちは、あんです。


先日招かれた友人の結婚式。連日の雨の中この時だけは晴れて、空気が程よく湿り、空の青と雲の白、パインの木の濃い緑のシルエットに、ランタンがとても可愛かった。


1週間ほど前に、「習慣にしたい事リスト」を作りました。


「やらなきゃいけない事リスト」ではないのです。ずっとやりたいと思っていたけど、「やらなきゃいけない事」を優先していたために、できなくなっていた事。始めることさえできず、やりたいと思ったまま、忘れていた事。


ゴールというのとも違います。〇〇を達成!というのではなく、毎日習慣的にやって行きたい事。自分らしくいるための要素。


「やらなきゃいけない事リスト」を実際に作っている作っていないに関わらず、朝から晩まで「やらなきゃいけない事」をチェックオフしていく生活を続けると、起床から就寝まで心が休まる時がない。就寝時に、「よしっ、これとこれとこれはできたぞ!(ぜーはーぜーはー…)、あっこれをするのを忘れてた!明日のスケジュールに組み込まなければ…」これを毎日続けてたら、しんどくなってくるのは当たり前。


そこで、「やらなきゃいけない事」ではなく、「日々やりたい事」を書き出しました。


心の底に隠れている、本当にやりたい事を探り出す、いい方法があるので、こっそり教えます。

  • 右手の人差し指をあごに当てる
  • 上目遣いにする (目は瞑ってもいいかもしれない)
  • ゆっくり息を吸って吐く

これをすると、その状況下で、「今、実はこれがやりたい!」と思っている事が、ポーンっと出てきます。


座りたい、とか。トイレに行きたい、とか。コーヒー淹れちゃったけど飲みたくない、とか。あ、私、実は今これやりたくない、とか。日常のルーチンワークの波にもまれている最中に、やってみると良いと思います。慣れると、ゆっくり息を吸ったら答えが出たり、逆に、しっかり5回くらい深呼吸したくなる時もあるかもしれない。


これをある時やってみて、浮かんだものを思い切って書いてみたら、するすると出てきました。それを元に作ってみたのが、私の「習慣にしたい事リスト」です。


  1. 朝は、落ち着いて白湯を飲む
  2. 独りで、静かな、音のない時間をつくる
  3. グラウンディングをする
  4. 1日フランス語をひとフレーズ口にする
  5. 1日1枚水彩画を描く
  6. 1日5分はチェンバロを弾く
  7. 1日一度は外を歩いて写真を撮る
  8. コーヒーテーブルを片付けてから就寝
  9. お風呂はインターネットをせず、キャンドルを灯して暗くして、ゆっくり入る
  10. 寝る前に、猫をそばに置いて編み物をする


「習慣にしたい事リスト」は、やらなきゃいけないわけではないので、その日できなくても焦りや罪悪感がない。反対に、「今日はこれとこれとこれがやれた〜嬉しい〜」と、なります。「やらなきゃいけない事リスト」の真逆です。そして、眠りにつきながら、「じゃあ明日はこれとこれをやろうかなあ〜」と妄想をする。なかなか良い就寝パターンだと思いませんか?(うふふ、自慢、どや顔、です。)


この「習慣にしたい事リスト」を始めちゃったら、「やらなきゃいけない事リスト」は一体どうなるのか?という疑問を持たれた方、いらっしゃると思います。


驚いてください。両立するんです。


専門ではないので心理学的なことはわかりませんが、「やらなきゃいけない事」から受ける精神的な重みが減るように感じます。その結果、バランスが取れて、両立する結果になるのではないかと。


そこに存在する事が、自分ではよーく分かっているけれども、見ないふりをしている、やりたい事。あごに人差し指を置いて、上目遣いをしたくなりましたか?



今日のリリィ。いつもの場所でぬくぬく。猫に上から私を見下ろして欲しくて、猫のそばによると低いポーズをしてしまうのは、私だけではないと思う。



では皆様、今日も心地よくお過ごしになりますように。

お気に入りの布巾

こんにちは、あんです。



昨日は近所の里山を歩いてきました。この数日の暖かさに、うっかり間違って咲いちゃった〜という感じの山桜があちこちにありました。まだ冬がこれからだというのに、地面からはこのところの雨で新芽がたくさん出て、緑が本当に綺麗。



"忙"しいという漢字、は心を無く(亡く)している状況を指すと言いますが、まさにその通りだなあと感じる日々が続いていました。する事を箇条書きにして見たり、できる事から済ませればいいのよと自分に言い聞かせたり、いろんな対策をうちながら過ごしています。改善されたかどうか、といえば、状況は変わっていないかもしれない。でも、だんだんと心のゆとりは取り戻しています。その証拠に、今、ずっと気になっていた、このブログのアップができています。嬉しい〜。


今日は月曜日、毎週この日に、台所の水回りで使用する布巾を煮洗いします。ぐつぐつとお鍋で布巾を煮て(重曹を使用)、よくすすいだ後自然乾燥させると、ぱきーんと硬くなる。いかにもきっちり洗ったという感じがして、この硬さがとても好きです。硬くなった布巾はきちっと折って引き出しに収納。この硬い布巾を取り出して、水に浸して柔らかくして使い始める時の快感…。


無印良品の「落ちわたふきん」を使っています。赤と青と白の縁取りがある。この三色セット(12枚組)しかお店になくて、本当はぜんぶ無地が良かったけれどもまあいいか、と買って帰った物です。このカラーコーディングが、実は私の使い方に合ってました。


青: 食卓のみ

赤: シンク周りやレンジ周りなど

白: 食器洗い


使用後まだ使い続ける時は、洗った後きゅっと絞って、おしぼりのようにお皿へ並べてシンクの横へ。我が家の小さな台所にぴったりです。今朝は、小さく生けた花の横で特に可愛い感じで、使用中の台所布巾であるにも関わらず、喜んで写真を撮ってしまいました。



青: 私は床に食べ物を落としても、食べても大丈夫であると胸を張って言えるくらい、床を綺麗にしているつもり(笑)ですが、食卓はもっとそうしたいと思う。多機能に使用している食卓(テーブル)なので、清潔に保ちたい。その気持ちがあって青色を選び、この布巾を食卓専用にしています。


赤: 1番の働き者のこの布巾は、どこでも使用可にしています。冷蔵庫の棚とかも、気付いた時にちゃっちゃっと拭く。小さなサイズと薄手なのとで、とても使いやすい。


白: この布巾のセットを購入した後、食器洗いのスポンジを手放しました。今は、食器、カトラリー、鍋など、何でもこの布巾で洗います。洗剤はほとんど使用しません。日本のびわこ布巾が洗剤のいらない布巾として知られていますが、この無印の落ちわた布巾でも、充分いけると思っています。(びわこ布巾は欲しかったのですが、やはりこちらでは簡単には手に入らないのです。次に日本へ帰省する際の買いたい物リストに入れています。)


この三色の布巾は、しっかり働いてもらった後、重曹のお風呂でゆっくり煮てあげます。手洗いをして、手で絞って、手で干す。タオルなどを洗濯機に放り込み、次に乾燥機を使ってあっという間に畳むところまで行ってしまう事を考えると、この可愛い働き者の布巾達を、手でメンテナンスしているその行為自体から、自分への癒しの効果さえ感じます。


今日のリリィ。可愛く座ってるなと思ってカメラを構えたら、やっぱりじっとしていてはくれなかった。でも、お陰であまり撮ることのないポーズが撮れました。これをハロウィンの時に、カメラの前でやって欲しかったんだけどなあ。



では皆様、今日も良い1日になりますように。