毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

春霞

こんにちは、あんです。

お久しぶりです。このブログを覚えていてくださって、本当にありがとうございます。



東向きの窓から、お隣の梅の木が見えます。この花盛りを見るのは3回目。まもなく引っ越すので、これがこのお花の見納めです。


ちなみに、今日のブログタイトルの「春霞」は、今週のお茶のお稽古に選んだ、お茶杓のご銘。


2月18日、土曜日の朝です。気温は13度。いいお天気です。
元気です。ブログを再開します。毎日アップできるか、一日置きになるか。明日は明日の風が吹く、です。


昨日は大雨の中、友人と美術館へ行ってきました。フランク・ステラ。


Frank Stella - Wikipedia
これは英語のウィキです。日本語のウィキよりも写真が付いていたのでこちらを貼りました。著作権の関係でネットではあまり画像がないことも分かりました。しまった!写真をいっぱい撮っておけばよかった!あと1週間やってるので、もう一回写真だけ取りに行ってこようかと思う次第です。


後期の前衛のスカルプチャーは、私の好み的にはうむむ…という感じでしたが、若い頃の綺麗な色の配列の表現は、吸い込まれるような感じ。とてもとても綺麗な色。


おそらくこういう色は、現在ではもう出せないんだろうと思います。ほんの40年、50年前のことなのに。テクノロジーはあまりにも速く進化している。様々な表現方法が可能になった代わりに、何か大事なものを失った。私たちは進化し続け、決して戻ることはできない。


ほんっと綺麗な色だなあ〜〜。実物はこの写真よりももっとシックな色合いです。


時間は刻一刻と流れて行き、止めることはできない。それならば、その瞬間瞬間を大事にしつつ、次にやってくるものを受け入れる懐の深さのようなものを、きっちり準備しておきたいと思います。


今日のリリィ。
リリィも元気です。体重は安定しており、起きている時はよくおしゃべりをしています。鬼ごっこもします。この頃、夜中に起こされるようになったので、習慣にならなければいいなと思いますが、そうなったらそうなったで、こちらが対応してあげればいいか。

お花見の窓のところでぬくぬくのリリィ。


抜け毛の季節の始まりです。半身(右側)にしっかりブラシをかけていたら、こんな「だらーん」状態になってしまいました。裏側(左側)はまた後ほどです。


では皆様、今日も良い1日になりますように。

また空焚き(いい加減にやめよう)

こんにちは、あんです。



久しぶりに、ゆっくり近所の通りを歩きました。桜のような樹に花がついて、風に揺られていたのが印象的でした。


野田琺瑯のポトルがとても気に入って、そろそろレビューを書こうと思った昨夜、また、空焚きをしてしまいました。今度はお水だけを沸かしていたので、変な焦げかたをするなどの大事には至らなかったのですが、ちょっと、かなり、自分が信じられないなあと思ってしまう。


このところ、リリィと一緒に南の部屋(家の中ではキッチンから正反対の場所)で過ごす時間が増え、リリィもそれを当たり前に思っているのか、キッチンで調理をしたり洗い物をしていると、やたらと鳴いては南の部屋に来るように催促をします。南の部屋へ行き、コーヒーテーブルの前のフロアラグに座れば、リリィは私の右足の横に座り、ちょうど私の右足の裏あたりに前足をもたせかかるようにして座り、ぐるぐると言いながら眠ってしまう。そうなるとこちらも、なかなか立ち上がることができず、そのままネットをしたり書き物をしながら、座り続けることになります。


 

私が座るコーヒーテーブル前のボルスターの横で待ち構えるリリィ。


昨夜ポトルを空焚きしたのも、南の部屋に座ってネットで調べ物をするために、飲み物に白湯が欲しいなと思ってポトルを火にかけたのが、事の始まり。その後すぐに南の部屋へ行き、ひとまず座ってネットにアクセスをし、リリィが横に座ってしっかり私の右足を確保したこと、そしてつい私自身もネットに集中してしまったことで、周りが暗くなるまでずっと南の部屋に座り続けました。一段落したところですっかり暗くなったキッチンへ足を運び(もうすっかりポトルを火にかけていたことは忘れている)、暗い中にガスの光がほのぼのと浮かび上がるのを見つけてしまった。


幸い、しっかり冷まして手入れをしたら綺麗になり、今朝から通常の使用を再開していますが、この度重なる空焚き、それこそトラウマになってしまいそうです。


(しかも今朝は、コーヒーを淹れる際に使っている薄手のガラスの容器を、洗い物をしている際にうっかり倒してしまって、硬いタイルに倒れたガラスは、あえなく割れてしまいました。でも、「よし、これを機に、とびきりお気に入りとなるコーヒーメーカーを手に入れよう。これはきっと、素敵なコーヒーメーカーを探しなさい、という、神か何かからの啓示だわ」とすぐに思い直し、私もだいぶしぶとくなってきたなあ、と思った次第。)


ところで野田琺瑯のポトルですが、使い心地は抜群です。琺瑯は、ステンレスと違って、常に丁寧に扱おうとする心構えを覚えることからして、ちょっと一味違う感じ。白湯も、ステンレスで準備した時よりも、味がまろやかに思えるのは気のせいでしょうか。
このポトルの形状上、取っ手が動き回らないので取り扱っている途中で金属音がせず、それもなんだか心が落ち着く感じに繋がっているようです。


ポトルでコーヒーを淹れるのも、私はお湯が注ぎやすいと思います。コーヒーを淹れる際には、もっと細い注ぎ口でお湯を注ぎたい方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこれで十分。(ああ、それにしても、コーヒーメーカー用にしていた容器を割ってしまったんだわと、また思い出してしまった…)


どうも、やっていることが上の空になりがちな今日この頃です。でも、あまり自分を責めず、ふわーっと心地よい気分をできるだけ持続させて、1日1日を楽しみながら過ごしていこうと思っています。


今日のリリィ。


夢見るリリィ。


リリィはとにかく、いつもご機嫌。ぐるぐる言いながらぐうっと体を伸ばしている姿や、丸まってくちゃくちゃ寝言を言っている姿など、もう見かける度に愛しさで涙が出そうになります。先程も、彼にしては珍しく、寝ながらプッとおならをしてました。(いや〜ちょっとその無防備さはありえないなあ…)


では皆様、今日も良い1日をお過ごしください。

まさかの連続大失敗

こんにちは、あんです。


お気に入りのデリバリーサービスを通じて手に入れた、グリーンの束です。ベイリーフとユーカリ、そしてタイムの様な枝からとても良い香りがします。今は、綺麗な花束よりは、こういう緑色から心が癒されると感じます。


今日は、ずっと書こうと思っていた最近の大失敗について書きます。


実は、先日、ミルクパンとお薬缶を、空焚きしてしまいました(涙)!


とっても気に入っていた、野田琺瑯の白いミルクパン。普段は主に豆乳を温めるのに使っていて、そんな時は煮立ってしまうのを防ぐために目を離さないのですが、ある晩、就寝前の白湯を準備するためにこのミルクパンを使い、低温で数分沸騰させるつもりが、うっかり寝室へ移動したまま忘れてしまって、気がついたら空焚きをしていました。


空焚きは初めて、驚いて、幼児の様に泣いてしまいました。大事なおもちゃを壊してしまった様な感じ。丁寧に扱えなかった罪悪感もあります。


内容物が水でしたので焦げることはありませんでしたが、綺麗な艶々の白い鍋肌が、少しつや消しみたいになってしまいました。表面のガラス質の部分が変質したのだと思います。使用は問題ないようなので、そのまま使っていますが、見るたびに、あの驚きがっかりした気持ちを思い出してしまっています。(そうか、これも一種のトラウマだ…と、書いていて気がつきます。)


その後1週間もしないうちに、今度はお薬缶を、やはり就寝前に空焚きしました。確か、お薬缶の中のお湯を全て湯たんぽ用にしてしまったために、改めて白湯を作るために少量の水を火にかけ、そのまま忘れてしまった。1時間ほどしてさあ寝ようと思い、猫の通り道のために必要なドアが開いているかを確認するために家の中を一周していて、何か微妙な異臭がすることに気付いたのです。暖房ヒーターが臭いのかと思って確認後、キッチンへ行ってみて、気が付いた。お薬缶が青光りしている!


すぐに火を止め、家中の窓を開け、寒いので布団にくるまって20分ほど反省。気を取り直すために、別の鍋で白湯を作って飲み、眠りにつきました。


お薬缶にはいつもちいさな炭を入れていましたが、この炭が包んであったお茶パックの様な紙が焦げて、微妙にケミカルな匂いがしていました。この異臭がなければ空焚きに気づかなかったかも知れず、一晩も火にかければ火事になる可能性もあり、そういう意味ではこのお茶パック様さまです。


このお薬缶はステンレス製で、米国移住の際に日本から持ってきた20年選手です。大きく開いた口が使いやすく、いつもピカピカに磨いて使っていました。就寝時にキッチンに出していた調理具は、いつもこのお薬缶だけ。インテリア的にもお気に入りでした。最近は部屋の湿度を上げるために長時間使っていたために、少し鍋肌の色が変わってきていましたが、それでもとても愛着を持って、丁寧に使っていたつもりです…。


内側を何度も洗い、お湯を何度も沸騰させましたが、もうこのお薬缶からのお湯は、飲用には使えないと感じました。


相当落ち込みましたが、じわじわと、復活してきました。そして、思い切って、新しい薬缶をオーダーしました。20年以上新しいお薬缶を買ってなかったのだから、このくらいの贅沢、いいかあ、と自分に言い聞かせました。野田琺瑯の薬缶、というかポットと薬缶の合いの子みたいな「ポトル」です。


日本からの発送なので、私の手元に来るまでにはまだ時間がかかるだろうと思っていましたが、予定よりも早く、今日届きました。考えることがたくさんあって悶々としていたところへ、呼び鈴が鳴り、出てみたらアマゾンの箱。さっきまでの悶々はさああっと消えてしまって、かなり、うきうき気分に。


早速お湯を沸かしてみる。長時間沸かし続けるのはNGらしいので、部屋の湿度調節には使えません。


転んでも、起き上がる、おきあがりこぼしの感覚です。今このページを書きながらも、気分の波が中庸へ戻る感覚を、感じています。


可愛いこのポトルの使いごごちは、また改めてシェアしたいと思います。



最近のリリィ。ペット用品店でキャットニップを久しぶりに購入しました。乾燥ハーブのような物です。ここへ越して来るだいぶ以前、お姉ちゃん猫のテスは全然反応を示さないのに、リリィはもう大好きで、ちいさな丸い布のカゴに振りかけると、中にはまってぐるぐる回りながら、うねうねやっていました。


今手元にある長方形のカゴにタオルを敷き、キャットニップを振りかけて準備。キャットニップを触った指をリリィの鼻へ持って行くと、目がググッと大きく開く。「なになに?今の何?知ってる匂い!好き〜」という感じでブランケットからもぞもぞと出て来て、操られるようにカゴに入る。


以前のようにぐるぐる、うねうねはありませんでしたが、気持ちよさそうに鼻をクンクンさせ、目を半開きにして、中にゆったりと座るリリィ。



『ママは、リリィちゃんが幸せなのを見ているのが、この世で一番好きだよ。』


では皆様、今日も良い1日をお過ごしになりますように。