またまたコーヒーの話
こんにちは、あんです。
とても肌寒い日。美味しいコーヒーが至福です。
今日は、砥部焼の蕎麦猪口で。手に馴染んで持ち易いです。
先日、うっかりロースト日の古いコーヒー豆を買ってしまって、淹れる際に膨らまないし、味も少し酸っぱめだった事を記事にしましたが、解決方法(多分)を見つけました!
サードウエーブコーヒーに関する記事で、豆のロースト具合によって淹れ方も変えるということを読みました。私はもうずっと長い間コーヒーは同じ淹れかたをしていたんです。
私のこれまでの淹れ方:
-豆は中粗挽きから粗挽き
-挽いたコーヒーの粉をフィルターに入れ、沸騰後火を止め10秒ほど冷ましたお湯を、少量加えて蒸らししばらく待つ
-ゆっくり(静かに)お湯を適量注ぐ
この方法は、サードウエーブになる前に一般的だった、フレンチローストなど深煎りの豆をじっくり時間をかけて淹れる方法であるらしい。そして、この方法で浅煎りの豆を淹れると、美味しくない酸味が出るらしい。
浅煎りは、じっくりではなく、さっと手早く淹れる。そして、淹れている間かき混ぜる。
かき混ぜる???
そういえば、いつか見たブルーボトルコーヒーのお店で、なんか混ぜてる動作が目の端に入ってきた記憶が蘇る。そうか、あれ、混ぜてたんだ。ネルドリップじゃないのにな〜さすがはアメリカ人変なことするな〜笑っちゃう〜、と思ったんだった。(もう場所も日付もシチュエーションまで思い出した。丁度2年前の7月のナパバレー。その頃はエスプレッソに凝ってて、ブルーボトルでエスプレッソを頼んだ今思うとあまり賢くない私でした…ちなみに同行の友人はオレンジジュースを頼んでました(爆)。)
説明によると、浅煎りのコーヒーは沈み易いため、コーヒーが落ちている間かき混ぜてないと、フィルターが詰まって結果的にじっくり淹れになってしまい、美味しく淹れられない、との事。
早速淹れ方を変えてみて、その日から劇的に味が変わりました。コーヒーの淹れ方、侮れないと思ってはいましたけど、侮ってました、降参です!あの2年前の日に、ちょっと一言聞いてみればよかったのに、とちょっと後悔…人生そんなことの繰り返しだなあと深く頷いてしまう。
私が今実践している方法は以下の通り:
-豆は中粗挽きよりは少し細か目(じっくり淹れないのでコーヒーが薄くなると思い、心持ち細かく挽くことにしました)
-フィルターへ粉を入れる前にお湯をかけてフィルターを湿らせる(ずーっと前やってましたが最近飽きてやってなかった、さっと淹れるためにはフィルターの準備も必要かなと)
-挽いたコーヒーの粉をフィルターへ入れ、沸騰後火を止め10秒ほど冷ましたお湯を、少量加えて蒸らす。
-長く待たずすぐにお湯を注ぐ。フィルター内をかき混ぜるように注ぐ。お湯の必要量全量を注ぎ終わるまでかき混ぜ続ける。
今日も美味しく淹れられました。前に感じたいやな酸っぱさはもうありません。ちなみに今日のコーヒーは浅煎りではなくミドルローストですが、じっくりではなくかき混ぜてさっと淹れるやり方が適当なようです。
さっきリリィが来てテーブルに乗ってました。逆光ですがきりっとハンサムに撮れたかな、と。
今日も皆様の1日が良いものでありますように。