毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

暑いのも平気そうな猫たち

こんにちは、あんです。


近所の薔薇園の薔薇。朝一番の花には水滴たっぷり。



杢ガブ地方は、連日暑い日が続いております。


今日はまたさらに暑くなりそうで、朝9時の時点で外気温が23℃を超えましたので、先ほど部屋中の窓を閉め、エアコンをつけました。本日の予想最高気温は36℃。これが夜8時ごろまで続きます。この暑さ、7月の上旬まで続くらしいのです。その後の予報はまだ出てないのでわからないけれど、まさか、ずっと秋まで続くんじゃあないでしょうね…(やめて…)


さあ、この暑さの中で、猫たちはというと…


彼らは結構快適なようです。ちょっと意外、というのも、彼らの体毛は、特にグレーの毛の杢なんて、内側のもこもこの毛がしっかりしているので、冬場もあまりお布団などに潜り込むことがなかったくらい、寒さに強いです。なので、夏はさぞ大変だろうと思いきや、さすがは猫さん、部屋の涼しい場所は熟知しているらしい。


ここの床は半分ほどが胡桃のフローリング、キッチンなどは人工素材の冷たいタイルです。そして、家の下、床の下には、人がしゃがんで動き回れるほどの地下の空間があって、そこは年間を通して温度がほぼ常に22℃ほどに保たれています。(この辺りの昔からの家の造りらしく、基礎はごろごろとした石でできています)


なので、室温がかなり上がっても、床のあたりはひんやりしている。だいたい床上30センチほどのところに存在する猫さんにはもってこいです。


床に小さな扇風機を置いていますが、そこから吹いてくる風は、室温がかなり上がった時間帯でも、ちょっとひんやり。人間が真っ直ぐ立つと、扇風機の風が当たる足元はひんやり気持ちよく、胴体のあたりは生暖かく、腕を天に向かって万歳すれば、手に熱〜い空気を感じます。


ちなみに、一般の木造一階建ての家の場合、屋根が太陽の熱で暑くなるので、午後のピーク時にエアコンで室内の温度を下げるのは、難しい様子。屋根に受けた熱に抵抗できない、という感じで、なので夕方から就寝時にかけて、室温がとても高くなります(もちろん外ほどではない)。


ちょうど夏至を過ぎたところで、今が日照時間が1番長い時期なので、あとちょっとの辛抱かな。それにしても、今年は特に、記録的な暑い日がどんどん更新されていっているようです(ひゃあ〜)。


さて、猫さんたちの様子。


午前中、まだ冷房がついてない静かな時の、ガブリエルの定位置。朝一番、6時ごろにおめざのカリカリ、その後もう一度8時ごろにおやつのカリカリを召し上がり、その後しばらく朝ごはんまでの時間を、ここでまったりします。(朝ごはんはだいたい朝9時ごろ)


大あくびのガブリエル。(その横にある丸い白いのが冷房機)



そしてその後、ガブリエルが、ご飯はまだかなああって、ママン(私)を眺めている様子。食事の時はこのマットを広げてその上で食べてもらうので、彼らがお腹が空くと、この上に座って、無言の目力で「ご飯は?」とプレッシャーをかけてくる。あんまり出てこないと、このマットをキックしたりする。



こちらは杢ちゃん。正午前、たくさん食べてたくさん遊んだ後の熟睡状態。ここぞとばかり、前脚の爪を切らせていただきました。前脚は丁寧にご機嫌をとってお願いすればさせてくれますが、後脚の爪は触らせてくれません。



床に置いてある小さい扇風機で遊ぶ杢。これは、羽の部分が柔らかく、指とかが当たっても安全なもので、杢は時々ここに手を突っ込んではぶぶぶっと言わせて遊びます。杢はこういうことについての集中力があって、始めたらしばらく、20分くらいずっとやっている。ガブリエルは一回やれば満足ですぐに飽きる。猫さんの性格の違いって面白い。



そんな感じで、今日(まだこちらは日曜)も穏やか〜に過ぎていきます。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
皆さんの今日が良いものでありますように。

もう誰も彼を止められない

こんにちは、あんです。


なかなか続けて書けないな〜あっという間に日が経ってしまいます。
定期的に書いていらっしゃる方、尊敬します。


最近ガブリエルが面白かったのでそのことを。


ある朝、低いテーブルに向かって床に座って書き物をしていたら、なんだか高いところから、ガブリエルの声が聞こえる。ここにはキャットタワーもなく、猫が私の背丈よりも高いところに上がる可能性は、普通だったらないはずなのに。


ふと目を上げたら、高いところから私を見下ろしている、ガブリエルの目が見えました。


冷蔵庫の上。


上がれる高さだとは思ってましたが、これまでここに上がったのを目撃したのは、数ヶ月前の一度きり。もうここへは上がらないのだと思っていました。結構高いし、足場もそうはないので、人間の私の目からは少し危険な気がする。


ガブリエルはなんだか得意げで、鳴き声もちょっと浮かれてる感じで、えっへっへ〜上がっちまったぜ、という感じ。


すかさずiPhoneを手に取り、それでも驚かせないようにゆっくりと側へ。



うっふっふ、高いよ、へへへっ


この、満足げなお顔!


そこね、別に上がってもいいけれど、うーん、あんまり上がって欲しくはないかなあ。


びっくりして、ちょっとどう反応していいかわからない私。
声を上げて驚かせて、ジャンプして変な風に飛び降りたら危ないかもしれないし。


ベイちゃ〜ん(ガブリエルのこと)そこ良いの〜?うれし〜い〜?好き好き〜?


猫撫で声で話しかけながら観察(と写真)。


奥の方へ潜り込んで、まったりと座ったりしているガブリエル。


まさか、そこへ、猫ベッドを入れろというんじゃあないでしょうね、ちょっとそれは、困るわね〜ほこりとかね〜などと、独りで人間の言葉で話している、きっと側から見たらちょっと怪しい私。


もう、嬉しくてたまらない彼は、ぐぐぐっと背伸びをして棚の高いところを触ったり。もう、誰も彼を止められません。



上の棚、体重をかけても反動で出てこないようなものを置いていたからよかった。


実は普段、結構おっちょこちょいの要素を露呈してしまっているガブリエル。ここに上がってる間、ママンはハラハラドキドキし通しでしたよ。


杢も、ちょっとおろおろとした感じで、下から見上げてました。自分も上がりたい、という雰囲気ではなかった。え〜ちょっと〜そんなことしちゃって、大丈夫なの?という感じ。


杢ちゃんは、こういうことも、いつもちゃんと冷静に観察をして、あまりことを起こさない感じなのです。でも、誰もいないところではちゃっかりこういうところへも上がってしまうタイプだということを、ママンは見抜いてますよ…


******


実は昨日、また冷蔵庫へ上がろうとしたガブリエルが、まさかの失敗をして落下しそうなところに通りかかりました。思わず捕まえて、ゆっくりと床へ下ろしましたが、その時に私の右の腕を、軽くさっくりと引っ掻かれてしまった!い、痛いし、血がぴゅーって出るのに左手での処理がやりづらくて、ちょっと困りました。


さすがに本猫も少しショックだったらしく、そのあとは薄暗くしている部屋のベッドで、夜までずっとおとなしくしてました。


杢ちゃんがずっと付き添ってた。こんな時も、やっぱり体のどこかをくっつけてる、ほんとに仲の良い2にゃんです。



このところ暑い日が続いているせいか、2にゃんは日中ほとんど寝て過ごしています。食っちゃね食っちゃねしてたら、太るぞ〜もう彼らには今以上には重くならないで欲しいママンとしては、彼らの日々の運動不足が気にかかるところです。これを機に、冷蔵庫の上は、2にゃんに明け渡す時かもしれません。もちろんちゃんと足場も設置して😆


今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
良い週末をお過ごしになりますように。


せっかくこうして読んでくださるのですから、もうちょっと記事アップの頻度が上げられるよう頑張ります!

まつとしきかば

毎日ではないけど、ふと、リリィの写真を探したくなる時がある。そんな時は、過去年の「今日」の写真を探す。


まだ、つい、去年の今日のリリィを、探してしまう。リリィの代わりに、杢やガブがいる。胸がちくっとするが、だいぶ慣れた。


今、ふと、思いついて探したら、この連続写真が出てきた。2019年の6月、バスルームのカウンターへ飛び上がるリリィ。



あそこへ上がる、と決めて、狙いを定めて、ぽんっと跳ぶ。


きらきらの目目。艶々の黒い毛。


うちに迎えた時は、元気いっぱい、くるくる飛び回るやんちゃな子猫だったリリィも、お姉ちゃん猫が逝った頃からだんだん落ち着いてきて、深遠を見極めようとするかのように何かを見つめて、じっと静かに座ってることが多い猫さんになった。


そんなリリィもたまに活動的になり、とっとっとっとっ、と、仔馬のギャロップのようなご機嫌そうな小走りで、その辺りをひとしきり駆け回る。


そんなリリィをゆっくりと追いかけながら、画像や動画をたくさんたくさん撮った。幸せな日々。賑やかなイメージがあったけれど、よく考えたらリリィは静かな猫さんだったから、あの空間には、私の笑い声ばかりが響き渡っていたのだな。客観的に見るとかなりシュール。


今日はなぜ、リリィのことをこんなに考えるのだろう。


リリィの最期の日の、キョトンとした顔、きょろきょろっとした目を思い出す。


帰ってこいリリィ。


たち別れ いなばの山の 峰に生ふる

まつとし聞かば 今帰り来む


在原行平の歌。猫が出て行ったきり帰ってこない時に、唱えると良いと言われている。