毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

自分の状態をスキャンする


こんにちは、あんです。
陰ヨガへ行ってきました。


私が受けているのは1時間20分のクラス。シークエンスはインストラクターによって違いますが、ある方のクラスの初めに20分の誘導瞑想のような時間があります。自分を3つの視点(観点)から眺めて状態を確認するという感じのもので、誘導の声が心地よく気持ちが良くなって眠くなっていたのを、ようやくこの頃かくっとならずに通せるようになりました。そして、ずっと確認したかったその3つの視点を、やっと覚えて帰れたのでシェアしたいと思います。


まず行うときのポーズ。マットの上にブランケットを敷き、その上へボルスターを1つ縦に置きます。ボルスターの前へ座り、背骨をボルスターの上に乗せて仰向けになります。お尻はブランケットの上。肩甲骨の左右の外側がボルスターの左右へ落ちるように胸を開き、両腕は身体の横へ。脚は、膝を曲げて足の裏を合わせ左右に開きます。両膝が浮く形になるので、私はその下へ丸めたブランケットを置いています。この姿勢で誘導瞑想の20分の間じっとしているので、膝のサポートがないと曲げた脚が広がりすぎて、20分後に次のポーズへ動くときに身動きが取れなくなってしまいますので。


ちなみに、陰ヨガではポーズを数分以上保持します。ですので、ポーズとポーズの間は、注意深くゆーっくり動きます。(速く動いたら危険だと思う。)


そして、目を閉じ、誘導瞑想が始まります。


まず、身体の状態をスキャンします。両手は物質的な身体の中心とされる下腹の上。親指をおへそへ向け、残りの指は揃えて恥骨へ向けます。真ん中に三角ができる形。そして身体の状態を観察します。力が入っているところや痛いところ、肩が凝ってるなあとか頭痛がするとか。目の奥が痛いとか重いとか。腕が重いとか痺れてるとか。身体と外界の境界にある皮膚の感覚はどうか。頭のてっぺんから爪先までじっくりスキャンします。


次に感情の状態を観察します。心臓の横の身体の真ん中辺りがハートセンターとされる所。掌を大きく広げて胸骨の上へ左右に置きます。どんな気持ちをしているか、何を感じているかをスキャンします。


最後に精神の状態を観察します。メンタルエネルギーの中心は頭(だそうです)。右手を頭の上へ置き、左手は中指を"第3の目"のある眉間に起きその他の指で顔を覆います。そして心の状態をスキャン。


こうして書き出してみると、私はまだ感情と精神のスキャンが(全然)できてないなあと気づきます。感情と精神のスキャンについて、自分の言葉で詳しく説明ができない。何を観察するのかはっきりわかってないから、瞑想の途中で集中が切れて眠くなるんだと思う。インストラクターの声は、穏やかで優しく、ゆっくりしていて、しかも英語なので…ぼーっと聴いてたら気持ちよくてあっという間にうとっとします。(別のセッションで一度やった寝るギリギリくらいまでリラックスするけど寝ない、という深ーい瞑想(ヨガニドラ)は、「私は寝ないー私は寝ないー」と心の中で自分に話しかけますが、修行不足の私はあっという間に寝ました(笑)。)


陰ヨガを始めたばかりの頃は、何か心にわだかまりがある時にポーズをとって目を閉じた途端、意識はそのわだかまりに集中してしまってインストラクターの声も聞こえなくなり、気づいたら瞑想の時間がとっくに過ぎていた、なんてこともありました。その頃に比べたら、随分できるようになったなあと思います。


ヨガのクラスでよく聞くとても好きなフレーズを2つ紹介して(私なりの訳です)終わりにしますね。



今この瞬間までに起こった事と、これから起こる事を、全て手放す(let go)。
このクラスにいる間は(ヨガマットに座っている間は)、何もする事はなく(nothing to do)、どこへも行かなくていい(nowhere to go)。



写真は、愛用のヨガマットとタオル。20年近く前に大阪の水族館で求めたタオル、柄が好きでずっと使わずに取っておいたものを最近の引越しのドサクサで発見し、ヨガの友となって復活しています。


皆様、今日も良い1日をお過ごしください。

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