毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

月命日


こんにちは、あんです。

ゆったりとした、気持ちのいい日曜の朝です。


昨日の夕方買ってきたガーベラの花束を、昨夜大まかに10センチほど水切りしてそのまま花瓶に突っ込んでいたのを、先程少し格好がつくように生けなおしました。


小振りの締まった花を三輪選んで、昨夜のうちに猫の棚に供えました。8日はこの猫の月命日でしたが、当日はキャンドルに火を灯しただけだったので、花を飾ると落ち着きます。


この猫を亡くして以来、死というものについて、いろいろな人の解釈や考え方を読んだり聞いたりしてきました。完全ではないものの、ようやくこの数ヶ月は、うっすらとした拠り所のようなものを持てるようにはなったと思います。


先日youtubeで、くずかごに飛び込む猫ちゃんのイラストの動画を見ました。自分がくずかごに飛び込むと飼い主のお母さんが笑うことに気づいた猫ちゃんが、お母さんが悲しそうな顔をしている時に、くずかごへ飛び込んで笑わせようとする話。この後はネタバレですので、まだ見たことのない方は、ぜひまず見てみてください。



私はこの猫ちゃん、死んだ後もお母さんのために、くずかごへ飛び込むことを、切望したのではないかと思います。猫ちゃんが死んで悲しんでるお母さんにために。きっと、飛び込んでみたけど倒れないくずかごとか(自分に肉体がないので)、頭突きをしても全然感じてくれないお母さんとか、なんでだろう、なんでお母さんを笑わせられないんだろうって思ったと思うんですね。


私はこの動画を長風呂の途中で見つけたんですが、涙をぽろぽろ流して大泣きしました。猫のリリィも浴室にいなかったので完璧プライベートだし、水の音はしてるし、泣き顔の処理も入浴中ということで簡単だし。猫のことで泣いたのは久しぶりでした。


これまで私の周りの人全員に、私が悲しむと猫も悲しむよ、と、何度言われたか知れません。それでも、感情に任せて悲しんだり怒ったり、もしくは意識的に考えないようにしたり、してきました。


私は、死んだ者の意識は、肉体がなくなっても残っていると考えます。ということは死んだ猫の意識もその辺りにいるかもしれない。なのに、一番大事なことを考えてなかったことに思い当たりました。


この猫の意識が消滅せず残っているのなら、私がこの猫のことでいろんな感情を引きずっていたことは当然彼女にもばればれで、そして、その都度どんなに彼女に気を揉ませたことだったかと。


初めて、猫が悲しむよ~の本当の意味が、腑に落ちた瞬間でした。


"ままは大丈夫なので、全然心配しないで、のほほーんとその辺で昼寝でもしててちょうだいね。ままのご機嫌なんて、ぜんっぜん伺わなくっていいからね。ほらね〜てっちゃんいなくってもまま楽しそうにしてるでしょう〜?"


この動画をアップされた方と、あの日長風呂の途中で見つけた偶然に、最大の感謝を伝えたいと思います。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。


今日も皆様にとって良い1日でありますように。

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