無意識的有能
こんにちは、あんです。
先日、陰ヨガのクラスの後でインストラクターとしばらくお話をしました。彼女がクラスの最後に朗読した詩、アンコンディショナル (ジェニファー ウェルウッド) に、気持ちを大きく揺さぶられたから。
もうずっと長い間私の脳の奥、もしくは心の奥に引っかかっていることがあります。周りの状況に左右されない、いわゆる"ぶれない"私でいたい。
もう随分ぶれにくくはなったんですけど〜でもふとした弾みに思いっきりぶれるんです〜まだそういうことに気づけるようになっただけでも、ましだとは思うんですけどね〜
そう会話をしていて、彼女がすぐに思いついた事。4つのコンペテンスのステージについて。(4 stages of competence)
帰宅後早速検索。これって今までにもどこかで複数回聞いたことがある。でもその時々に、まだ私自身の準備が整っていなくて、耳で聞き、知識として入れただけで、脳のどこかの抽出しにアーカイブされたんだろうなと思う。(日本語でも検索したら、NLPに関するサイトの中で、1つ段階の多い五段階として説明されているものをたくさん見つけました。コンセプトは一緒かなと。)
1. 無意識的無能
2. 意識的無能
3. 意識的有能
4. 無意識的有能
例えば、ぶれる、という事を例にすると:
第1段階: 無意識的無能
自分が"ぶれる時がある"、または"ぶれている"という事実に気づいていない。
第2段階: 意識的無能
自分が"ぶれる"事がある、という事実について認識はできたものの、"ぶれる"その瞬間には認識(意識)がないので結局"ぶれる"。("ぶれ"を回避できない。)
第3段階: 意識的有能
"ぶれ"る前段階でそろそろこのままだと"ぶれる"と気づき、"ぶれ"ないで済む。(でも時々まだ回避失敗して"ぶれ"る。)
第4段階: 無意識的有能
もう意識しなくても"ぶれ"ない。
…本当に第4段階に到達するもんだろうか?
対象がなんであっても、第3段階が最もストレスがかかり、ここをパスするのが一番難しいのだそう。
自分の望まない方向(思考、態度)へ行ってしまう~と気がつきながらも、切っ掛けを掴めずそのまま突き進んで行ってしまったり。望んでない状況が来るんじゃないか、来るんじゃないか、と身構えていたり。幸運にも望まない状況を回避できたとしても、そのほっとした気持ちさえもストレスになります。
私は、自分が"ぶれる"事は分かっています。ぶれていない時の感覚もなんとなく分かるし、ぶれそうになった時に、回避したな、と認識できる時もある。でも、たまに回避できず"ぶれ"た状態で行動してしまって、大概はものの3分程で状況に気付き、あああああああまたぶれたまま行動してしまったああああ、と大反省する、ここが非常にストレスです…
1つのNLPのサイトに、第3段階をクリアするには8ヶ月くらいかかる、とあったので、おっそうか、8ヶ月ったら結構短いじゃん、よし、このサイトの言ってる事を目安にしてやろう、と思いつつ、ところで私の場合はいつから8ヶ月だろう?まさか今からだったりして(汗)、などと独りで首を捻ってしばらく考えていました。(自転車や車の乗り方じゃなし、そんな簡単なものじゃない事はわかっています(笑)。)
今日のリリィ。今朝上機嫌でキャットニップ入りのおもちゃを舐めながらブラッシングをしてもらい、その後引き続きご機嫌で毛繕いをしていたところをとらえました。ヨガの前屈のポーズみたい。今日は曇り空で家の中も薄暗くて、ちょっとぼけ気味。
では皆様、本日も良い1日でありますように。