毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

兄弟猫

こんにちは、あんです🌎


今日は、杢とガブリエルと過ごした最初の頃について書こうと思います。


最初は積極的にこちらへアプローチをしてくるように見えた杢が、実は超怖がりで引っ込み思案、その反対に、初対面では猫風邪だったためにぐったりしてて、大人しい子なのかなと思っていたガブリエルが、行動的でとってもやんちゃ。


それにしても、彼らは、とても、仲が良いです。


推定で7月ごろに生まれた2にゃん。保護されたのは12月です。5ヶ月ほど、どうやって生きてきたのか。



日を追うごとに、彼らの性格が見えてきます。


黒猫のガブリエル。彼は、物おじしない、どんどん外へ出てくるような子です。興味があるものには、進んで突進してくる。すばしっこくて、捕まえようと思っても、捕まえられない。よく、12月の寒くなる時期に、素直に保護されてくれたなと思います(そっか、猫風邪だったからパワーが弱まってたんだったな)。



彼は、ある日、私が買ってきてた菓子パンを、買って帰ってカウンターに置いて、すぐ、ほんの5分もしないうちに、掻っ攫ってベッドの下へ潜り込んでいました。


すごい。なぜ、そこに菓子パンがあると、わかったんだろう(見えないのに)。
しかも、ベッドの下へ、掻っ攫っていくなんて。


だから、その、生まれてから保護されるまでの間、本当に頑張って生きてきたんだなあって想像しました。


この子達は、柔らかいタオルとかお布団の上で、手をむにゅむにゅする仕草をしません。これは、お母さん猫におっぱいをもらう時にする仕草だとも言われていて、大抵の猫さんはするのだと思っていたのですが、この子達は一切しない。


だから、もしかすると、お母さん猫とはとても早いうちに離れてしまったのかなあと想像します。お母さん猫のお腹を弄った経験がないのかもしれないなあって。


他に兄弟姉妹の猫さんもいたかもしれない。みんなで、頑張って食べ物を掻っ攫ってきては、分け合って食べてたのかもしれないなあと思います。


幸い、保護された地域は、アジア系の移民が多い、レストランなどがたくさんあるところです。可愛く鳴いては、余り物を分けて頂いてたのかもしれない。(その後に、アフガン料理(お肉のカバブとか)のテイクアウトをした際に、彼らの目が爛々としていたので、やっぱりそうだったか、と思いましたw)




引っ込み思案で怖がりの杢も、数日で新しい住処には慣れてくれ、出てきて一緒にくつろぐようになりました。杢は、ガブリエルに比べると、なんでもじいいいいいっと観察し、何か考えている、ように見えました(何にも考えてないかもしれないけれどw)。


そうそう、この2にゃん、とっても静かでした。子猫はみゃーみゃーぴゃーぴゃー賑やかなのかと思っていましたが、ほぼ、気配を消している忍びの如く、静か。ドタンバタンと取っ組み合いのレスリングをしていても、まるでパントマイムのように、無言。


ドタン、バタン。でも無言。


猫は、そもそもは「にゃー」とは鳴かない動物なのだと、あれは人間とコミュニケーションするために鳴き声を出すのだと、聞いたことがあります。きっとそうなのかも。


子猫が2匹いて、ドタバタと走り回り、4つに組んでゴロゴロ転がっていても、とっても静かなのは、見ていてちょっとシュールな光景でした笑


彼らはね、今はそうでもないですが、最初の数ヶ月は、トイレも一緒にしてました。連れションね(連れウンも)。片方が行きたくなったら、もう片方も一緒に行く。


ガブリエルが先にリッターボックスの方へ行って、杢を呼ぶようでした。その頃から、ガブリエルが「ううっ、ううっ」という感じの鳴き声を出すようになりました。杢はまだ、あまり鳴き声を出さなかったかな。


まるで、片方がうんちとかをやってる時、もう片方が外の見張りをしてるようでした。そうやって一緒に生きてきたんだよね。そういうのを目撃するたびに、こんなに小さいのにあんまり健気で、ほろっと涙が溢れそうになってました。


寝てる時のほとんどの時間を、こうやって、体のどこかをくっつけていました。
そんなにそんなに、くっついていたいんだねって、お互いが大事な、特別な存在なんだねって、2にゃんまとめて貰い受けてきて、本当に良かったと、毎日何度も何度も思いました。


今も、毎日それを思います。
2にゃん、一緒に迎えて、本当によかった。



今朝はこんな感じ。




最後まで読んでくださってありがとうございました。
皆さんの今日が最良のものでありますように。

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