リリィの近況
こんにちは、あんです。
今日は春分の日。西洋占星術では、この日を新しい年の始まりと考えるのだそうです。よし、今年も良い年にするぞ。
荷作りが、あと少しです。この「あと少し」がなかなか進まないものなんですよね。今日は本当に1日取り組むつもりです。
でもその前に、ちょっとだけブログの更新です。
できるだけリリィにショックを与えないように、気をつけながら引越準備をしています。それでも異変を感じるのか、家の中を歩くときについ匍匐前進(へっぴりごし)になっているのが、可愛いというか、申し訳ないというか。
先週水曜日、散らかったキッチンで、珍しくカメラ目線のリリィ。
そういえば、ここにいつも消火器があったんだなあと気が付きます。(ストコーマですね。) 荷造りをしていると、今まで見えていなかったものが見えてきて興味深いです。
先週の木曜日、お気に入りのチェストの中のリリィ。
暗いですが見えますか?
このチェストは、引越し準備のために1月には既に空になっていました。リリィが空なのを見たらびっくりすると思い、ドアの前に物を置いて開けられないようにしていたのに、ある日、私がその物を少し動かしてうっかりそのままにしていたところへやって来て、素早く開けてしまいました。「あー開けちゃった、さてどうするだろう」と見ていると、ルンルンでドアを開けたリリィが中を覗き込み、本当に驚き失望した様子で「ニャニャ〜ン」と鳴いたのが、胸に突き刺さりました。すぐに駆け寄って抱き上げて、「大丈夫だよ、大丈夫だよ」とぎゅっと抱きしめました。こんな些細なことにも、ホロリとしてしまいます。
それからは諦めたように入ろうとしていなかったのですが、この日、入りたい仕草をしたので、まず適当なフリースを放り込んでドアを閉め、改めてリリィを呼んで、彼の目の前でドアを開けてやったら、満足な顔で入って行きました。猫ってすぐに、人間の間違いを許して(忘れて)くれるんですよね。
金曜日、お気に入りのチェンバロの上です。
ここで柔らかい太陽の光に当たるのが好きでした。残念ながら、このチェンバロは新居へは持っていけません。(このチェンバロは調節不可能になってしまい、手放すことにしました。)
大好きな東の窓辺で日向ぼっこのリリィ。これも最後なんだよリリィちゃん、ごめんね。
おまけ。我が家のドアの前で堂々とくつろぐお隣のレリンちゃんです。
私がドアを開けようが、横を通ろうが、平常心です。レリンちゃんのママによると、レリンちゃんはとても人見知りをして懐かないのだそう。私にはすぐに懐いてくれていて、レリンちゃんのママによると私は「特別」だそうです。スウィーディッシュのお姫様(レリンちゃんはスウェーデン生まれ)に認めていただいて、大変光栄です。彼女とももうすぐお別れ。
昨日の午後、リリィの引越を済ませました。心配したよりもずっと早く、新しい部屋に慣れた様子です。
(ねずみ事情、最終回が書けてません…書きます。)
では皆様、今日も良い1日をお過ごしになりますように。