毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

花冷え

こんにちは、あんです。



この数日気温が上がっていましたが、今日は昼になってもまだ肌寒いです。


私の田舎(四国、松山)では、お雛祭りは旧で祝います。好きでたくさん集めているお雛様ですが、新居は狭いので、お雛様は一対だけを持ってきました。まだ箱だらけの新居ですが、なんとか清浄な場所を整えて、4月3日に間に合うように出してあげられました。



前回の記事は、リリィの引越しの翌日に書きました。もうひと月ぐらいブログのアップをしていないと思っていましたが、数えてみたら2週間ほど。なんだ、まだそのくらいしか経ってないんだ。通りで家の中がまだ片付かないはずです。


やはりこのトピックは終わらせておきたいので…


ハプニングその10: ネズミさん事情(7)


ネズミさんのベッドルームへの出現に、まんじりとしないまま恐怖の二夜を過ごした、その後です。


ドアの下のほんの小さな隙間を通り抜けてくる敵。布を詰めても充分ではありません。テープでドアというドアを目張りして密室にしてしまうと、住んでいる私たちがとても不便になりますが、もう背に腹は変えられません。安心して居られる場所を作ることは、深刻になってきていた睡眠不足の改善のためにも必要でした。


幸い、引越しの荷造りのために、ビニールテープがたくさんありました。早速ドアの下の隙間をテープで埋める。ドアによっては日中出入りをするので、ある程度剥がれてもすぐに修正できるように工夫しました。


「これで完璧か」と思ったのですが…なんとその晩は、就寝後しばらくしたら、敵は外側からテープを齧り始めました。


「そこまでするんだ!」驚きでした。食べるものがなくて、本当にあちらもデスペラードになっていたのかもしれません。齧る音が聞こえる度に、懐中電灯で照らしてテープの具合を確認したり補強したり、敵の様子を伺ったりして、その晩もほとんど寝られず。


翌日、捕獲作戦に移ることにしました。捕獲だけです。「この家の中で餌を狙っていると、不快な事が起こるので、よそへ行った方が良い」と理解してもらうためです。とてもシンプルな仕組みの捕獲箱を、当日着で注文。プラスチックの透明な箱の、奥に餌を入れる場所があり、手前から入りこむと、蓋が閉じる仕掛けになっています。仕掛けておく時間は最高でも2、3時間。これは、捕獲されたネズミさんがストレスを受けすぎないための配慮です。(説明書にちゃんとそう書いてあります。)申し訳ないけれども、餌は喜んで食べていた(らしい)キャットフード。


プラスチックの箱には、ドリルで空気穴を開けてやりました。(もう、本当に手間がかかるったら…)


3時間ほど出かける際に設置してみたら、1匹捕まっていました。餌を目の前に、小さなスペースで落ち着きなくごとごとと動いている。不快だったね、本当にごめんなさいね。これに懲りて戻ってこないことを念じながら、家の外へ放してやります。(放す作業は家人がやってくれました。)


結局この方法で捕まえたのは、述べ4匹のみでしたが、ちょっと嫌な思いをした上に、どうも食べるものは見当たらない事、外も暖かくなってきた事、などの理由からか、恐怖の二夜から1週間ほどで、ネズミさんの姿を見なくなりました。


リリィの引越の日に、私も身の回りの物だけを携えて引越し、翌日、荷造りを進めるために旧宅に戻り、家中のドアの目張りを外して回りました。


まさに、つわものどもが夢の跡、です。(今、タイムリーにも、ラジオからゲームオブスローンの音楽が流れてきた。)


そして、引越しも終え、旧宅は先週家主にお返ししました。


年明けから始まったハプニング。薬缶の空焚きから始まり、ワイファイの繋がり具合、そしてネズミさんとのバトルと引越。4月になり、ようやく落ち着きを取り戻した感があります。


思い返すと、この間良いこともあったのです。2月には、2日連続の古楽器の演奏会と、友人たちとの美術館巡り。また、サンフランシスコバレエの今シーズンの注目、世界初演の「フランケンシュタイン」は、音楽、振り付け、舞台全て、本当にとても美しかった。


三月の満月の晩、月の光を浴びての瞑想は、ネズミさん騒動並びに引越しのドタバタの中、とても心が安らぎました。満月は高周波を放っているのだそうで、それを体に受けるとデトックス効果が期待できるとか。


三月はお茶のお稽古もスケジュールが密で楽しく、地元の出張所の大先生に、濃茶のお点前のお稽古をつけていただく機会にも恵まれました。米国に住んでいても、日本の文化に存分に浸る事ができるのは、本当にありがたい事だと思います。


そういえば、タロットカードリーディングもしていただいてとても興味深かったのです。記事にしたかった出来事がたくさんありました。また、思い出しながら書いていけたらいいなと思います。


今日のリリィ。さっきから姿が見えないと探していたら、クローゼットにある家人の布のバスケットの中にいました。その中に入っていて良いのかどうか、私は知りませんが、家人はリリィにとても寛大なので許してもらえるでしょう。




では皆様、本日も良い1日をお過ごしになりますように。

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