新しい家族🐈⬛ その3
こんにちは、あんです☀️
前回は、子猫の灰ちゃん黒ちゃんと出会ったところまで、でした。
愛嬌よしの灰色ちゃんと、猫風邪でぐったりの黒ちゃん。
生後5ヶ月ほどの、保護されたばかりの子猫さんたちです。
兄弟猫のようでした。灰色ちゃんの方が元気で、黒ちゃんを一生懸命舐めてる。ピッタリと寄り添ってる様子でした。
他にもこの猫ちゃんたちを見たい人たちがいたので、私は部屋の外へ出ました。
施設の閉館の時間が迫っていました。今日は決断できない、いろんな考えがよぎりました。
とりあえずその日は帰ろうと思いつつ、先程の係の人がいたので問いかけました。
「あの猫さんたちは、一緒に引き取るのですか?」
そんな感じの問いかけをしたと思います。私の言葉のニュアンスもあったんでしょう、その方の返事はこんな感じに聞こえました。(正確ではないと思うけれど、そう聞こえたのです)
「一緒に引き取らなくても大丈夫ですよ、まだ小さいので、引き離しても大丈夫です」
その言葉を聞いて、何かが体を貫くような気がしました。
「私が両方引き取ります」
頭で考えるよりも先に口から言葉が出るって、こういうことを言うんだなと思いました。
さっき若いカップルが、あの兄弟猫を見てた。黒い方はどうにも弱そうだから、愛嬌のいい灰色の方だけ、引き取るかもしれない。
あんなにピッタリとくっついてる、まるでこの世に2匹だけ、のようにくっついてる猫さんたち。灰色ちゃんがあんなに黒ちゃんを気遣って。
引き離せない、と思いました。
閉館時間が迫っており、引渡しの手続きはその日は不可とのこと。書類だけ作成してもらい、翌日の12月31日に引き取ることに。もう一度あの個室に戻って、うちの子にと決めた記念に、せめて写真を撮っておきたかったけれど、もうゲートが閉められてて中に入れなかった。明日1番に迎えにくるから、とゲートの外から心で声をかけて、その場を後にしました。
なんと、うちに子猫が2にゃん来ることになった!半ば信じられない展開で、でも心の中にパッと光が差したような、遠足の前の日の子供のような気分で、その晩を過ごしたと思います。
ところが、翌日の早朝、電話が来たのです。
「子猫の容態が代わり、施設内の病院に移しました。今日はいらしてもお引き渡しできません」
灰色ちゃんの方も、猫風邪の症状が出たとのこと。引き渡し日は未定、とのことでした。施設内に病院があり、獣医さんはずっといらっしゃるので心配はない、はず。でも、黒ちゃんは相当弱ってるように見えたし、どちらもあんなに小さかった。大丈夫だろうか。
まだ、正式にはうちの子になっていないので、規則上病状などの詳細は伝えられないのだそう。ふっと漏らした内容から、色々と検査をしている様子が伺えました。(おっとこれは言っちゃいけないんだわ、などと仰ったりしてた笑)
本当に、まだうちの子になる前から、心配をさせる子達です。
それからはほぼ毎日電話をし、あちらのかたは詳細を仰らないのでやきもきしながら約1週間。
年が明けた1月6日。やっと連絡をいただいて、すぐにお迎えに行きました。まだ症状が残っているのでたっぷりお薬をいただいて、病み上がりにしては1週間でずっしりと重くなった2にゃんを抱えて帰宅。
こうして2にゃんとの生活が始まりました。
譲渡日は2020年の1月6日だけど、この子達は私には、2019年の年末からうちの子です。
リリィが逝ってしまって。でもリリィがいたからこそ、この子達をあのタイミングで迎えることができたのだと思います。2020年はあっという間に世界状況が変わって家に篭りっきりの生活になり、その後転居もしました。この子達と一緒にいることが、いろんな場面でどれほどの助けになったか。
リリィはわかってたんじゃないかなと思います。絶妙のタイミングで、天使を2人、私の元に届けてくれたと思っています。

最近のある朝、朝日をいっぱいに浴びている2にゃんです。
灰色の方が杢ちゃん(右)、黒い方がガブリエルです。また紹介は改めて。
長い経緯物語、最後まで読んでくださってありがとうございました。
皆様の今日が、光あふれる良いものでありますように。