毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

猫のお盆 2018

こんにちは、あんです。



リリィとともに元気です。


満16歳ほどで亡くなった猫のテスを迎える、お盆。今年で4回目。


実は、今年は、直前までうっかり忘れていました。週末に、知人からジャパンタイムズでObonの記事を読んだと言われ、あっお盆!と思い出しました。ギリギリセーフです。知人よ、よくぞ知らせてくれました。


もう翌日だし、私は出勤日なので夕方家にいないし、迎え火はどーうしようかなと考えました。そうだ、リリィに出迎えてもらおう。セルフサービスでもいいかも。



和ダンスの上に小さな祭壇を作り、ヨガで使う小さなキャンドルライト(電池のやつ)を置く。亡くなった時につけていた首輪とお気に入りのロープ。そういえばリリィはこのところ首輪をつけないことにしたんだった。リリィが亡くなったらなにを祀れば良いのやら、と、要らぬ心配をする。




もう一箇所、キッチンカートのいつも花を置いている横に、リリィと撮った写真を置いて、その前にもキャンドルライト。(リリィはまだ生きてますけどw)


『お姉ちゃんが今日来るから、来たらちゃんと出迎えてあげて、上がってもらうのよ』


玄関のドアが開けられないから、その前で私の帰りを待ってくれてるかも。


仕事中、今日はテスがうちに来るんだ、と考えてうきうきしていました。亡くなった猫が、その実体は無くても、その猫の何かが私を訪れてくれるんだ、と考えることによって、ここまで嬉しい気持ちになれるとは、自分でも驚きでした。


帰宅途中も、今日はテスに会える、と思うとうきうき。家に着き、ゲートを開けて、玄関のドアまで薄暗い中を歩く。テスちゃん、と小さく声をかける。


ドアを開けて、『テスちゃん、来てる? リリィちゃん、お姉ちゃん来た?』


来てるんだろうと思って、話しかける。『ママねえ今ここに住んでるの。知ってるだろうけど』


ベッドに入り、リリィに、『今日から2晩、お姉ちゃんと一緒に寝ようねえ』


去年までに比べると、あっさりとした迎え火でした。


そして2晩過ぎて、送り火の日。


今日帰っていくテスちゃん。でも、夕方は仕事なので私は家にいません。リリィに、『夕方になったらお姉ちゃんに帰ってもらってね、でも、もしかしたらママの帰りを待っててくれるかもね』と話す。


夜半に帰宅して、ゲートを開ける。テスはもう帰ったかしら。よし、まだ帰らずに待っててくれていることにしよう。玄関のドアを開け、『ただいまテスちゃん、リリィ。今日はどうだった?』


手早く身支度を整え、ちいさいグラスに白ワインを入れて、リリィのお気に入りの猫草とともに、テーブルにつく。


『今日お姉ちゃん帰るから、ちっちゃく乾杯ね』指の先に白ワインをちょっとつけて、リリィの口元へ。ぺろぺろと白ワインを味わう(?)リリィ。


座ってメールを見たりするも、落ち着かない。『もう遅いしね、今日中にテスちゃんには帰ってもらわないとね』


リリィを抱き上げ、キャンドルライトを持ち、玄関のドアへ。『さあ、お姉ちゃんにさよならしよう』リリィを家の中に残して、私だけで外のゲートまで行く。『テスちゃん、来てくれて、ありがとうね。もう帰ろうね、遅くなってごめんね』


ゲートは閉まったまま。その隙間から霧みたいなテスが出て行く。


今年のお盆も終わり。


家の中に入る。なにかが減った感じ。
私が頭でこしらえた、テスの存在感。


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