鳥の声
こんにちは、あんです。
ゴールデンゲートパークのローズガーデン。この薔薇の名前は”ピカソ”。
音つながりで、今日は鳥の歌声について。
3週間ほど前から、夜間に鳥のさえずりを聞くようになりました。おそらくナイチンゲール。寝静まらない街の、それでもかなり静けさを感じる夜中に、クリアに響き渡る1羽の鳥の声。私の住む16階からだと、方向的には下の方から聞こえます。ビルの合間にある公園や、街路樹にいるのでしょう。眠りにつきながら鑑賞する鳥の歌声は、とても心地よいものです。
街の真ん中に住むようになって、そういう自然の音と触れる機会が減っていました。窓を開ければ、車のクラクションや遠くのジェットの音など、喧騒が絶え間無く聞こえてきます。窓を締めれば、急に密室になったかような部屋の中は、電気製品や電子機器の発する人工的な音に満ちています。
そんな中で、命の宿るものから発せられる生の音を耳にすると、なんとも説明できない、胸の深いところから癒されるような感じがします。
もともと音を使って気分転換をするのが好きです。
- 意識的に何かを聴きたい時には、クラシック音楽のラジオ局。曲の合間のパーソナリティーの語りが、心をほぐしてくれます。
- 何かでちょっと心が乱れた時は、ソルフェジオ周波数。
- 週末の午後2時ごろ、「したくないけど、(掃除、洗濯、洗い物を)しなきゃ」という時に、決まって選ぶ80年代のロックのラジオ局。
- 気持ちがとても落ち着いているときは、その落ち着き感を持続させたくて、チェンバロの音楽を流し続けます。
- 入浴時に「頭を空っぽにしたい」という時には、ホワイトノイズ。特に、「もう音楽を聴くのも人の声を聞くのも疲れたなあ」という時に。わたしの好きなのは雨の音や波の音。
そんな私の音のライブラリーに、最近、鳥の声の音声を加えました。
鳥の声の音声には、実際に、数時間自然の中で録音されたものがあり、ホワイトノイズのような人工的な繰り返しがないのがとても嬉しいです。
明るい小鳥の声は、やはり午前中に聴きたくなります。目を閉じて聴くと、森の奥深く、朝日が眩しく輝いて、鳥たちが幸福そうに囀っているのを、目撃しているような錯覚に陥ります。
そんな中、ゆっくりと目を開けて、自分のいる場所は小さなアパートの一角だと認識しても、鳥の声を聞いている幸福感は続きます。まるで心臓の鼓動まで、ゆっくりとしてくるような、そんな満足感を感じます。
<イギリスのコマドリの鳴き声の録音です。映像も綺麗。>
Robin Birds Chirping and Singing - Beautiful Video, Bird Song and Nature Sounds in HD
今日のリリィ。ブラシをかけてやると、本当に満足そうに、私の顔を見つめてくれる。ずっとずっとブラシをかけてやりたい。
今日も読んでいただいてありがとうございます。
皆様の1日が良いものでありますように。