毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

手を合わせる

こんにちは、あんです。



ヨガのクラスに通い始めた頃、一番自然に、しかも自信を持ってやれるポーズが、「胸の前で手を合わせる」でした。


知らないヨガの用語が次々と聞こえてきて、インストラクターが何を言ってるのか全然わからず、一人だけワンテンポ遅れて動いてるような状態の時、ポーズの流れの途中途中に使われるこの「胸の前で手を合わせる」ポーズだけは、自然に行うことができていたように思います。このポーズで数呼吸間佇むような時に、「ああ私って日本人だなあ」と思ったものです。


手を合わせる動作は、私たちは得意なのです。


食事をいただくとき、「いただきます」と言って手を合わせます。
友達との約束に遅れて、「ごめーん」と走り寄るときも、手を合わせます。
試験などで、「神頼み!」っと思うときも、手を合わせます。(こすり合わせたりもします。)
もちろん、神社仏閣などで心を込めて手を合わせる機会は、年間を通してたくさんあります。


ヨガに慣れてくるに従って、ヨガで手を合わせるときは、両手の指を目一杯広げるようになりました。手を合わせるときの、なんとも言えない感謝の気持ちや、周りのすべてのものに対する慈しみのような感情は一緒ですが、手のひらを広げることによって、エネルギーや集中が高まるような感じがします。


この、手を合わせるポーズ(動き・フロー)を、私は毎朝、ベッドから出てすぐにやっています。数分あればできるポーズで、とても気持ちよく1日を始めることができます。


<ポーズの準備>


布団から出て、床にまっすぐ立ちます。寝起きでグラグラするかもしれないので、足は肩幅くらいに広げていていいと思います。(注意:寝ぼけたまままっすぐ立とうとして、倒れて家具などにぶつからないようにしてくださいね。)


布団から出ずに、胡座や正座でやってもいいです。(足を投げ出して座ったままだと、背筋が伸びにくいです。)


背筋を伸ばして胸を張り、胸の前で手を合わします。手のひらを左右から軽く押し付ける感じで。指は思いっきり広げます。
手のひらを押し付けるようにすると、自然に肘が左右に張ります。二の腕のラインが、床と平行になるくらい張るといいと思います。そこまで張ると、おそらく手は胸から少し離れて、人差し指が自分の方へ向く感じになると思います。


そして、目を閉じます。(グラグラする場合は、しっかり開けていてもいいです。慣れたらだんだん薄目を開けるようにするといい。)


<動き>
  1. ゆっくりと口から息を吐きます。(はあああ、ではなく、ふううう、です)
  2. ゆっくりと鼻から息を吸います。
  3. ゆっくりと口から息を吐きながら(ふうううう)、両手を身体の左右に降ろします。
  4. ゆっくりと鼻から息を吸いながら、ゆっくりと両手を空へ向かってあげます。体は、気持ちの良い範囲でそらします。手の動きを追うように、顔も空へ向けていきます。両手は一番高いところで合わせます。
  5. 十分に伸び切ったら、口から息を吐きながら(ふうううう)、合わせた手を胸の前まで降ろします。

説明文にしてみると長くなりましたが、やることは単純です。ポイントはゆっくりやること。遅ければ遅いほどいいのかもしれません。2から5を繰り返しても良いです。



今日のリリィ。


何をしたいのかと思ったら…

座ってしまいました。(普段ここには座らないのに…)


昨日から夏が来たかと思うような良いお天気です。室温が上がるとき、リリィを見ていると、家の中でどこが一番涼しいかがわかります。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ゴールデンウィークも半ばですね。どうぞお元気でお過ごしください。

×

非ログインユーザーとして返信する