ゾーンに入る

2016/08/28 06:11

こんにちは、あんです。

はじめに。確か昨日からだと思うのですが、6月の引き寄せの記事(It's a good morning)が、ダッシュボードのページの週間ランキングに3位に登場し、通常この週間ランキングには最近の記事のみが並ぶので、この記事は2ヶ月以上前のものなのにどうしてかなあと、とっても不思議です。ナイスの表示は増えてないようなのでどなたが読んでくださったかも判らず。私のお気に入りの音声に関する記事なので、読んでくださった方が楽しんでいただけていれば嬉しいです。

では、今日の記事です。

今朝、モーニングページの途中で、これは、という気づきがありました。

ちなみに、私がモーニングページ好きの1番の理由はこれです。日々起きて活動している間にさまざまな思考が脳の中を飛び交いますが、これは、という思考が出てきたときにメモを取る機能(ペンとノートとか)が偶然手元にあればいいけれども、いつもそうとは限らない。また、出てきた思考について、そのときは"これは"とも気付かず、そのままスルーしてしまう事もあると思います。モーニングページをしていると、きっと書きながら脳の中の整理もしてると思うんですね、で、その"これは"という思考が流れ出てくるのを、すかさず書き留める事ができます。

今朝出てきた思考は、いわゆる"ゾーン"に入る事について。

気分がのっている、とか、悦に入っている、ような状態を、私はゾーンに入ると呼んでいます。その時の自分の身体の状態が、きっとドラッグをやっていたらこんな感じかと思うくらい、とてもとても気持ちが良い。この気持ちよさは身体にもいいに違いないし、何よりも、本当に気持ちがいいんです。

私は趣味でチェンバロを弾くのですが、私のチェンバロに向かう姿勢にはむらがあると自覚しています。むらそれ自体はあってもいいとは思っていて、というのは、責任あるプロとして舞台で演奏するわけでも無いので、気分のむらをコントロールしてまで弾かなくてもいいと思っている。弾きたいときに、弾きたいように弾くので良い、と思っています。

今週いつだったか覚えていないけれども、チェンバロを弾いていて思考が次のように流れました。

1. ちょっと思いついたので練習しよっと。

2. で、弾いていて、ああこのキー狂ってるなとか、このキー音鳴らないじゃん、とか思いながら弾いている(いつもの事)。

3. その内に装飾音のタイミングとか和音を微妙にずらしながら弾くやり方が、なんだかピンとこなくて部分的に繰り返したりしながら、とにかく一通り弾く事を何度か繰り返す。(ぼおーっとして弾いてるといつの間にか惰性で曲の最後まで弾いてしまう。で、その繰り返し。)

4. 何回弾いてもピンとこなくて、ちょっと飽きるというか、気の配り方、弾き方が雑になるのがわかる。

5. もう今日は、気分も乗らないしやめよっかなあと思う。

この日はここで、ちょっと思いついたんです。プロの演奏をちらっと聴いてみよう。(普段はあまりしない。どうしても影響を受けて真似になってしまうのが嫌だと思っている。)

そのとき弾いていた曲はきちんと録音された音源(CDなど)を持っていなくて、それでは動画はどうかと探してみると幾つかあり、音はあまり鮮明では無いし演奏者もプロかどうかからないけれどもとにかく聴いてみよう、と思って聴き始めたら、ゾーンに入りました。

たぶん動画の音声は1分も聴いていない。でもその影響は大きかった。ゾーンに入った私は、またチェンバロに向かい、弾きながら装飾音の入れ方や考え方(解釈)がくっきりと解り、指の置き方やタイミングなども完璧で、自分で自分の演奏に感動をしながらしばらく弾いていました。

もちろん、自分の好きに弾いているだけなので上記の感想は全て自己満足なんです笑。
ポイントは、私が自分のやってることに対して、なかなかいいじゃん〜(嬉しい〜満足〜)って思えた事。

ゾーンに入っているその瞬間は、きっと心拍数も上がるか、もしかすると下がるかし、血圧にも変化があり、なのであまり長く入っていると後でどっと疲れると思うのですが、ゾーンから出た時になんとも言えない深い満足感を味わえるように感じます。この満足感というか達成感というか、この感情を1日のうちでどれだけ(回数や深さ)味わえるかによって、その1日の質が違うと思います。

そして、このような事は、今朝モーニングページを書いていなかったらもしかして再認識しなかったかもしれない。なので今朝は、妙にダブル満足な気分です。モーニングページ、止められません。

今日のリリィ。家人が慌てて出かける際に探し物をしていて、乾いた洗濯物が入った籠をベッドの上にひっくり返していきました。私はモーニングページをやっていたので、ベッドの上が乱れていようが、無視。ところがしばらくするとそちらから視線を感じる。見てみると、洗濯物が広がっているのは見逃さないリリィが、早速その上へ上がり、自分の居心地の良いように整えて座っているところでした。こういうのをきっと、ドヤ顔というのですね？