毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

空気を読む猫

こんにちは、あんです。
写真は無理やり私の膝に乗るリリィです。





リリィは生後数ヶ月で私の子になってからずっと、空気が読めず野生を完全に失った、とにかくのんびりぼーっとした、ゴーイングマイウエイの猫でしたが、この2年余りで随分変わりました。


以前はもう1匹猫がいたので特にリラックスしていたのだと思いますが、その猫が亡くなり独りになってから、だんだん神経が研ぎ澄まされてきた様子。まだ時々、きっと本人としてはうっかり、反応が遅い事もありますが、とても敏感になりました。


時々驚くほど空気を読む。例えば私が独りで家にいて、フェイスブックなどの記事を読んで何らかの気分の変化があった時。私の横でびよーんと伸びて横になっているリリィが、急にすくっと立ち上がり、まん丸な目で私の顔を覗き込むようにじいいいっと見て、さささささーっと立ち去ってしまう。くわばらくわばら、という感じ笑。私としては身じろぎもしていないつもりなんですけど。よっぽど私から不快な波動が出ているのかと、反省してしまいます…。


今朝は昼前から私も家人も出かける予定で、2人ともさくさくと身支度を整えていたんですが、リリィはソファで結構リラックスしていました。ところが、リリィのお留守番の友のラジオをつけて出るのを忘れちゃいけない、と、少し早めにラジオをつけたらば、急にそわそわし始め、メイクをしている私の足元へ来て、やたら頭突きをし私の顔を見上げ、鳴く。


ラジオがついたらこの人たち出かけるな、と学習してしまった様子…。


それでも仕方ないので、すぐ帰るからね、待っててね、心配しないでね、と何度も声をかけてから出かけて、私は2時間ほどで帰宅。リリィはソファでいい子で待ってたようですが、私が帰宅後暫くキッチンでごそごそやってたら、また足元に寄ってきて頭突きをしたり鳴いたりして何かを訴えている感じ。いつもの床のラグに座って欲しいのかなと、コーヒーテーブルを動かしラグに座る準備をしても、まだそわそわと落ち着かない。


帰宅した時にラジオから(私の)好きな音楽が聞こえていたので、止めずに引き続き流していたのですが、それを止めてラグに座ったら、やっと納得したように座った私の横に来てぐるぐる言い始め、珍しくよじ登ってきて私の膝に無理やり座ったのが冒頭の写真です。(もうこれでどこへも行けまい、という感じか。)


私はそういえば帰宅してからまだ着替えをしてないし、ラジオはつけっぱなしだったし、もしかしたらリリィは私がまた出かけるんじゃないかと気が気でなかったのかもしれない。そして、ラジオが消えたから、やっともうママは出かけないと安心したのかも。(実はそれでも、ぴゅっと速攻で買い物に出ちゃいましたが。)


さっき家人も帰ってきて、家の中も洗濯機の音がしたり、私や家人が話したりがさごそしている音が聞こえて、リリィもやっとちゃんと安心したようで、今は独りで窓辺で外を見たりしています。


言葉は交わせないので本当のところ何を考えているか解りませんが、言葉が交わせないからこそ、あちらからも色々サインを出してもらって、こちらも出来るだけ察してあげて、彼が嬉しいなと感じている時間を出来るだけ長く作ってあげたいと思います。


西の窓辺で外を見ているリリィ。お隣の外猫ちゃんが砂場でごろんとなっているのを見つめているようです。




では皆様、今日も良い1日をお過ごしください。

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