送り火
こんにちは、あんです。
昨日夕方、猫のお盆の送り火をしました。
朝、ヨーグルトを小さいお椀に入れて、盆棚へ置きました。てっちゃんが帰る日のためのご馳走。たった3泊4日。あっという間でした。
夕方暗くなりかけた頃、盆棚のキャンドルに火を灯しました。お茄子の方の折り紙の精霊馬とキャンドルを持って玄関へ。玄関のドアを開け、しゃがんで精霊馬を床に置き、来てくれてありがとうね、さあもうお帰りね、と声をかけ、キャンドルを消してドアを閉めました。
部屋に戻り、遺灰の入った木の箱を置いている棚のキャンドルに火を灯す。今見送ったばっかりだけど、ここにもあの猫はいる。
彼女の意識はいつもこの木箱の辺にいるんじゃないかと思っています。なのでこのお盆の四日間は、お盆スペシャルとして意識と身体が一緒になった彼女が、見えないけれどもちゃんと玄関を通って私を訪ねてきていて、さっき帰っていった、という感じ。
でも、頭では解っているんですけれど、初日から盆棚へ出してあるドライフードが減らないことや、朝出したヨーグルトが舐めてもらえないことに、心が反応して目から涙がこぼれてしまいます。もう、寂しいのでも、悲しいのでもないのだと思うのですが、なんなんでしょうね。
今日のリリィ。ちょこちょこと動き回ってなかなかシャッターチャンスが掴めない。さっきやっと少し落ち着いて、結構お気に入りのこのラグの上でうつらうつらし始めた所を撮りました。
皆様、今日も穏やかな良い1日をお過ごしください。