毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

牡丹

こんにちは、あんです。



月の初めの週に、数年前に亡くなった猫のテスの月命日があります。このところ毎週注文する小さな花束に、今週はペオニー(牡丹)を選びました。


全体が黒いところに、首の周りとお腹、足の先が少し白い、漫画のように表情が豊かで、とにかくママっ子で、とてもおしゃべりだったテス。華やかなピンクのペオニーは、彼女にとても似合うと思う。



いつも、私の目をまっすぐに見る。(完璧なカメラ目線。)


外出から帰ってくると、ドアの前でピチッと座って待っている子でした。そして延々と続く「今日のご報告」
「テス:にゃーにゃー(今日はこれがこうであれがこうで)」「私:ああそうなの、それで?」「テス:で、これがこうであれがこうで」「私:ああそうなのねえ、ふーん、それから?」「テス:それからこれがこうであれがこうで」
私がどこへ移動しても、足元についてきて報告が続く。



遠くの方からぼーっと姉(テス)と母(私)との会話を見守る当時のリリィ。たいていこんな感じで逆さまに伸びている。


さっきリリィの毛を梳いていて、テスの猫生の特に後半、あまり手をかけてあげられなかったなあと考えました。本猫が嫌になるまでブラシをかけてやることなんて、何回してあげられたか。「その代わりに今お前に手をかけてあげてるんだよねえ」と、リリィが嫌になるまでブラシをかけてやりました。



心ゆくまでマッサージしてもらって、恍惚状態の本日のリリィ。


今日も読んでいただいてありがとうございました。
皆様の1日が良いものでありますように。

早起きを続ける

こんにちは、あんです。


基本5時半起床の朝型の生活になって、1ヶ月あまりです。これは私にとって「超」画期的です。


若い頃から早起きが苦手でした。大学生の時など、なぜか常に朝一番にある英語の授業に、ことごとく出席できずに単位を落とし続け、卒業式の朝、着物を着つけてもらいながら、「実は英語をまた落として卒業できてなかったりして」と母に言われたくらい。既に高校の非常勤講師として決定していたので、「ここで留年なんてことになったらかなり問題だなあ」と、母の鋭いツッコミに顔に縦線状態になりつつも、最後の英語のクラスは担当の先生のお情けで(多分)単位をいただき、無事卒業いたしました(きくち先生本当にありがとうございました)。


音楽をやっていた時は自由気まま。なぜあれほど眠かったんだろうと不思議なくらい、午前中はよく寝ていました。(責任ある高校の仕事は午後の授業だったし。)


数年前オフィス勤めをしていた時も、朝ちゃんと8時半ごろまでに出社したのはインターンの時だけで(さすがに真面目に行ってました)、正規で勤め始めてからはだんだん出社が遅くなり、しまいには上司に、毎朝の出社時間を密かにホワイトボードに羅列されたりしていました(同僚が心配して教えてくれた)。長時間業務が当たり前の上に、時差を超えての業務というのもあって、夜中まで働いて翌朝遅く出社というパターンは、私だけではありませんでしたが(とちょっと言い訳)。


会社勤めを辞めてからは、就寝時間があまり遅くならないようには気をつけていましたが、朝は、お勤めの方に比べたら随分ゆっくりと起きていました。


そんな生活態度を長く続けていましたが、「朝早く起きて1日をゆったりと過ごす」早起きの習慣に、ずっと憧れていました。たまにびっくりしたみたいに早く起きた日、午前中をとても充実して過ごすことができると、もう自分が素晴らしい人間に生まれ変わったみたいに誇らしく、「私ってすごい、やればできる」と自画自賛していました。(続かないのですが。)


ところが、満を期して、転機が訪れました。それまではこちらもかなり自由にやっていた家人が、ある時からほぼ毎朝電車でオフィスへ出向くことになり、その電車をキャッチするために5時半に起きることになりました。ワンルームに住んでいることもあって、私もほぼ強制的に5時半起床が決定。その上、リリィがこのパターンにあっという間に慣れ、5時半に起きなくても良い週末なども、「なぜ起きないのか?」という疑問をたっぷり含んだ「みゃー」のつぶやきと、濡れた鼻攻撃で起こしてくれるようになりました。


人を4時半から起こしておいて自分はまた寝床に戻るリリィ。


それこそオフィス勤をしていた頃は、「ようやく出社し飲み物を作ってデスクに着いたら、もうランチの時間」でしたが、今は午前中がとても長いです。早起きは、三文どころではなく非常にお得であることが、体感できています。


と、早起きをして充実した朝を過ごしていることを鼻高々に書き綴りましたが、実は今朝は、少し調子が違います。昨日コーヒーを飲みすぎたのか寝つきが悪く、しかも、リリィのお皿に十分フードがあるかどうかを確かめるのを昨日はうっかり忘れていて、4時半にリリィの不満のつぶやきで起こされました。その後、起床予定の5時半まではベッドにいましたがほとんど眠れず。


そして、ぼおおっとしながらさっきまで過ごしていましたが、この記事を書くことに決め、書き終わり、今日の満足度がぐんぐんと上がってきています。よし、今日もまた良い日になるぞ。


今日のリリィ。



あっちを向いているリリィに、小声で「れれたん」と声をかけると、くるっと振り返ります。カメラが構えられていることはバレているようで、目は合わせてくれませんが。


今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
良い週末をお過ごしになりますように。

手を合わせる

こんにちは、あんです。



ヨガのクラスに通い始めた頃、一番自然に、しかも自信を持ってやれるポーズが、「胸の前で手を合わせる」でした。


知らないヨガの用語が次々と聞こえてきて、インストラクターが何を言ってるのか全然わからず、一人だけワンテンポ遅れて動いてるような状態の時、ポーズの流れの途中途中に使われるこの「胸の前で手を合わせる」ポーズだけは、自然に行うことができていたように思います。このポーズで数呼吸間佇むような時に、「ああ私って日本人だなあ」と思ったものです。


手を合わせる動作は、私たちは得意なのです。


食事をいただくとき、「いただきます」と言って手を合わせます。
友達との約束に遅れて、「ごめーん」と走り寄るときも、手を合わせます。
試験などで、「神頼み!」っと思うときも、手を合わせます。(こすり合わせたりもします。)
もちろん、神社仏閣などで心を込めて手を合わせる機会は、年間を通してたくさんあります。


ヨガに慣れてくるに従って、ヨガで手を合わせるときは、両手の指を目一杯広げるようになりました。手を合わせるときの、なんとも言えない感謝の気持ちや、周りのすべてのものに対する慈しみのような感情は一緒ですが、手のひらを広げることによって、エネルギーや集中が高まるような感じがします。


この、手を合わせるポーズ(動き・フロー)を、私は毎朝、ベッドから出てすぐにやっています。数分あればできるポーズで、とても気持ちよく1日を始めることができます。


<ポーズの準備>


布団から出て、床にまっすぐ立ちます。寝起きでグラグラするかもしれないので、足は肩幅くらいに広げていていいと思います。(注意:寝ぼけたまままっすぐ立とうとして、倒れて家具などにぶつからないようにしてくださいね。)


布団から出ずに、胡座や正座でやってもいいです。(足を投げ出して座ったままだと、背筋が伸びにくいです。)


背筋を伸ばして胸を張り、胸の前で手を合わします。手のひらを左右から軽く押し付ける感じで。指は思いっきり広げます。
手のひらを押し付けるようにすると、自然に肘が左右に張ります。二の腕のラインが、床と平行になるくらい張るといいと思います。そこまで張ると、おそらく手は胸から少し離れて、人差し指が自分の方へ向く感じになると思います。


そして、目を閉じます。(グラグラする場合は、しっかり開けていてもいいです。慣れたらだんだん薄目を開けるようにするといい。)


<動き>
  1. ゆっくりと口から息を吐きます。(はあああ、ではなく、ふううう、です)
  2. ゆっくりと鼻から息を吸います。
  3. ゆっくりと口から息を吐きながら(ふうううう)、両手を身体の左右に降ろします。
  4. ゆっくりと鼻から息を吸いながら、ゆっくりと両手を空へ向かってあげます。体は、気持ちの良い範囲でそらします。手の動きを追うように、顔も空へ向けていきます。両手は一番高いところで合わせます。
  5. 十分に伸び切ったら、口から息を吐きながら(ふうううう)、合わせた手を胸の前まで降ろします。

説明文にしてみると長くなりましたが、やることは単純です。ポイントはゆっくりやること。遅ければ遅いほどいいのかもしれません。2から5を繰り返しても良いです。



今日のリリィ。


何をしたいのかと思ったら…

座ってしまいました。(普段ここには座らないのに…)


昨日から夏が来たかと思うような良いお天気です。室温が上がるとき、リリィを見ていると、家の中でどこが一番涼しいかがわかります。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ゴールデンウィークも半ばですね。どうぞお元気でお過ごしください。