毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

今日のリリィ 〜 ご報告

こんにちは、リリィです。


大変ご無沙汰をしてしまいました。ママがいろいろとやってまして、ブログを書くのをずるけてしまってたようです。


今日はご報告があります。ここからは、ママが書きます。


この写真は10月11日に撮ったものです。


長文です。悲しい内容です。閲覧注意かもしれません。予めお知らせします。


皆さま、大変ご無沙汰をしました。リリィの言うように、ブログの文章を書くのをずるけてしまっていました。そのかわり、Twitterにリリィのアカウントを作って、短い文章と写真を載せていました。あとでそのリンクをここに貼ろうと思いますので、もしよかったら見てみてください。


リリィの肉体は、二日前、11月5日午前7時に、その役目を終えました。


いろいろと小さな心配はあったものの(うんちが硬いとか、小さな吐き戻しをするとか)ほぼ元気に過ごしていました。とにかく食が細くて食わず嫌いのようなところがあり、体重が増えないので困っていましたが、ガクッと痩せるわけでもなく、元気な様子でした。


9月の末に定期検診に行き、先生には触診では問題はなく、オッケイを頂いたのですが、その時の血液検査で、腎臓の機能が弱り始めていることがわかりました。もう老猫ですから予測されたことです。甲状腺のお薬を少し減らすことで腎臓への負担を減らし、様子を見ることにしました。


10月に入り、それまでよりはしっかり食べるようになり、筋肉がついて毛艶もとてもよく、若い時にしていたようにお腹を天に向けて寝るような、急に若返ったようになり喜んでいました。上の写真はちょうどその頃に撮ったもので、好物の葉っぱを目の前で降ると目を輝かせ、しっかりとこちらを見ていました。


その後、夜鳴きをするようになり、二日ほどは私も一睡もできないほど夜間に私を必要とし、ある朝それがピタッと止まったら、たしかその夜から一人でバスルームで寝るようになりました。


それまでずっと一緒に寝ていましたので、とても寂しい思いをしましたが、私と一緒だと窮屈だとか、温度の調節ができないとか、何か彼にとって不都合があるんだろうとそれを受け入れました。夜は引き続き2時間おきくらいには起こされていたし、それなら逆に、寝る時はしっかり眠れてお互いのために良いかも、とも思いました。


10月25日は、リリィの16歳の誕生日でした。お姉ちゃん猫が16歳になる直前で亡くなりましたので、リリィが16歳を迎えられたのが本当に嬉しかったです。



その後、体重が毎日減り始め、少しふらついていることにも気づきました。土曜日、朝にはそれでも動き回っていたのが、夜になると腰を支えないと立てないほどになったので、急患に連れて行きました。


ちょうどその週末明けの月曜に、いつもの獣医さんに連れて行くつもりでいたほどの私のスケジュール感でしたが、リリィの容体の変化はあまりにも早かったです。


色々な検査結果が出るのを待つ間、24時間の点滴のために入院。翌日曜日に面会に行き、個室で1時間抱いて過ごしました。リリィはお薬でずっとうつらうつら。家でいつもかけているような音楽をiPadでもって行き、だからきっと彼は私といる間、お家にいると思っていたと思います。


もう一つ最後の検査結果があと1日かかるのと、点滴でリリィの体力の回復を期待して、その日も入院のまま。この日もしかするとお別れかもと思っていたので、一縷の希望が湧いた時でした。つい先日まで箪笥の上に飛び乗る体力があったリリィなら、手術ができるかもしれない。


月曜日、10時に病院へ行き、しばらくすると検査結果が良性とわかり、それではなんとか体力の回復を、と、12時間つききりで、彼が欲する時に身体の向きを変えたり、水を飲ませたり、暑がるのでブランケットを除けたり、でも体温が下がるのでまたベッドに入れたりを繰り返していました。


夜になりほぼ安定して眠るようになったので、私は帰宅しました。翌朝もう一度血液検査をし、状況が良ければ手術を、戻らなければ…覚悟はしていました。


朝6時半に結果が出ると言うのでその時間に行きました。結果は、彼の腎臓は復活することはできませんでした。


彼はそれほどは苦しんでいない様子でした。それはしんどいでしょうけれど、痛みは感じていないだろうとのことでした。身体は、自分で頭を支えられないくらい弱って、もともと小さな体が、さらに小さくなっていました。それでも表情はいつもどおり、いつもの目、きょとんとして、ん?どうしたんだろう?という顔をしていました。


リリィにぴったりといつも思っていた音楽をかけながら、逝かせました。



16歳になったばかりでした。10月初めにあんなにチャンキーな手応えになったので、もっと生きると思っていました。いろいろと身の回りのものを新調し、さあこれから、という時でした。


リリィがいない部屋は、とても静かで、さみしいです。


ただ、一つわかっていることは、リリィが入院していた時、彼が寝ている間は、彼の魂はこのうちに帰ってきてて、猫ベッドで寝ていたはずです。あんまり朦朧として、病院にいるという意識はあまりなかったと思います。


そして、最期、彼の肉体から彼の魂が離れた瞬間に、また彼の魂は、私を病院に置いたまま、さっさと猫ベットに飛んで帰ったように思います。


ですから、リリィは今、ここにいます。


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これから、リリィの思い出など、忘れたくないことの数々を、こちらのブログに書いていこうと考えています。ですので、皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


リリィのTwitterのアカウントはこちらです。



最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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