毎日幸せを感じるために

幸せをもっともっと感じるために、毎日の気づきを書いていきたいと思います。

8月の猫

こんにちは、あんです。


この夏も穏やかに過ぎていきます。8月も終わりですね。



私の住む辺りは、夕方から決まって霧が出て涼しくなり、太陽が沈むとぐっと気温が下がります。ちなみに現在午後10時、摂氏約14度。さぶっ。


今日は少し猫の話を。


猫の絵:


お盆を前に、死んだお姉ちゃん猫(テス)の絵を描くつもりで下書きまではしたものの、色を入れるにあたり参考にできるクリアな写真がありませんでした。そこで、まず、リリィで練習をすることにしました。


こうやって改めて見ると、もっともっと手を入れられることがわかります。それにしても、なんか迫力がある。次はもっと可愛く描こう。


これはひと塗り目。毛並みをリアルに表現したくて、その練習です。紫陽花の一作目の教訓から、猫の絵を描くために、まずはこうやって、パーツごとに練習をしてみようと思いました。


紫陽花を、無計画に描き始めて、途中で集中が続かなくなったお話はこちらをどうぞ。



冷静に書き続けるために、どのくらい忍耐がいるかも知りたくて。この他にも、耳だけとか、手先だけとか、練習したいパーツがあります。忍耐(集中)については、なんとかやっていけそうです。後はとにかく、マインドをセットして、始めるだけ。



テスを迎える3回目のお盆:


紙を折って色をつけて、精霊馬と精霊牛を準備しました。精霊馬は早く帰ってきて欲しいので迎え火の日に、精霊牛はゆっくり動くので送り火の日に、ということも、今年知りました。




あり合わせのもので祭壇を準備。京焼のお猪口に新鮮なお水と、有田焼とガラスのコラボレーションの小さな器にカリカリを少し。好物だったヨーグルトも忘れずに。


何か白い布を、と探して、出てきたのは未使用の茶巾。ずっと以前に求めたとっておきのお香。鈴のついた首輪と、いつも遊んでいた紐も。


夕方、日が落ちる前に、玄関のドアを開け、キャンドルを灯して、名前を呼ぶ。


おかえりテスちゃん
お水もごはんも、ヨーグルトもあるよ
今ママね、こんな高いところに住むようになったの
テスちゃんもう知ってるやろうけど


左のタキシード柄がテスで、右の黒いのがリリィ。いつもごはんの時間になると、2匹仲良く踏み台に上がって、私が用意するのを見つめていました。10年ほど前の写真です。


お盆の間中、なんとなく、誰かもう1人、このアパートにいるような感じがしていました。窓際のスクリーンを上げ下げするための紐が、ずっとくるくると回り続けていた。きっとテスが遊んでいるんだ。


送り火の日。もう物質的な体はないと理解はしていても、去っていくテスをイメージするととても寂しい。台の上から床へ降り、床に置いたヨーグルトを少し食べてもらって、「さあ帰りなさい」と、玄関から見送る。玄関のドアを出て、後ろを振り返り振り返り、去っていく様子がありありと目に浮かびます。ほろりとしつつも、「ちゃんとエレベーターに乗って帰るのよ」と、声をかけて泣き笑いをしながらドアを閉め、キャンドルの灯りを消しました。


明らかに、それまで居たもう一人分の気配が、部屋の中から消えていました。不思議ですが、やっぱりそうなんだなあと思いました。



パワーアップしたリリィ:


もうちょっと踏ん張ったら7パウンドになるかな。この写真では6パウンド台を指しています。こうやって時々体重を計っています。


この半月ほど、体重がやっと7パウンド台に定着しつつあります。サイロイドのお薬が変わったのが良かったのか、最近ちょっと違う餌を食べ始めたのが良かったのか。日中もご機嫌で、頻繁に、遊んでくれろと催促してきます。


リリィのお気に入りのリントブラシ。大昔日本からヨーロッパへ飛んだ時に機内でもらったブラシです。未だに重宝。あの頃は、靴下だの、スリッパだの、外国へ飛ぶといろいろともらっていたものです。


キャットニップが詰まったおもちゃを、しっかり掴んでキックしたり。
ボール投げもします。(投げられたボールを追って部屋中を駆け回るのは、私です。)




彼が起きている間は、常に声をかけられるので、調べ物・勉強など、ぜんぜん集中できません。(でも嬉しい。)ちょっと待ってと言い続けようものなら、「ああああもう超がっかり」という心のこもったぶつぶつを聞かされる羽目になります。(それも可愛い。)


そろそろベッドの時間。ねむねむですか?(眠くてもおもちゃは抱えている。)




さあ今夜も、私の枕で寝るリリィのお尻あたりに私の頭をくっつけ、尻尾を軽く握りしめて、ぐるぐるを聴きながら眠りに落ちよう。これぞ至福の時です。




読んでいただいてありがとうございます。
今日もまた良い日になりますように。


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